所要のため,約半年間,ご無沙汰いたしました。多くのことに丁寧にお答えいただき,ありがとうございます。32冊の本。仮説の設定,検証及び再考による意思決定について。

[掲示板: ゆっくりじっくり、いろりばたの掲示板(仮称) -- 時刻: 2019/7/19(14:57)]

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768. 所要のため,約半年間,ご無沙汰いたしました。多くのことに丁寧にお答えいただき,ありがとうございます。32冊の本。仮説の設定,検証及び再考による意思決定について。

ユーザ名(Username): 主観の新茶
日時: 2011/7/2(13:50)

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 酒井さんへ。主観の新茶です。

 酒井さんには,多くの質問に対し,普段は話さないことをも含め,多くのことに丁寧にお答えいただき,ありがとうございます。

 ところで,私は,いろいろな事項について,まず,自らの仮説を明確化し,書籍などで仮説を検証し,我が仮説の維持,修正または変更等を意思決定します。
 簡単にいえば,さまざまな事項について,自分の考えが何かを明確にし,書籍等でその適否を確認し,再考するということです。

 私は,酒井さんのご回答などを端緒とし,仮説の検証及び再考を行うため,以下の32点の書物等を参考にいたしたいと存じます。

 全て入手しやすい,いわゆる新書であり,私が既に読んだものも,未だ読みかけのものもあります。
 本件に関連する,新書より版型の大きな書籍で,私の手元にあるものは,32点の新書より,もっと数が多いが,記載を省略します。

 酒井さんは,これまでのご回答によれば,ここ数年,1〜2冊の専門書を除き,冒険小説等の娯楽小説は読むが,それ以外の本は,和洋を問わず,読んでいないと言われているように思われますが,違っておりましょうか,読んでいないと額面どおり,受け取って良いものやら,実際は,いかがでしょうか。
 下記の32点の書物のうち,読んだものは,どれほど,おありでしょうか。

項目順に並べる。
[外国語の学習について]
1 鈴木孝夫,「日本人はなぜ英語ができないか」,岩波新書,1999年。
2 鈴木孝夫,「日本語と外国語」, 岩波新書,1990年。
3 菅原克也,「英語と日本語のあいだ」,講談社現代新書,2011年。
4 白井泰弘,「外国語学習の科学」,岩波新書,2008年。
5 ネウスプトニー,「外国人とのコミュニケーション」,岩波新書,1982年。

[言語・ことばについて]
6 丸山真男・加藤周一,「翻訳と日本の近代」,岩波新書,1998年。
7 鈴木孝夫,「ことばと文化」,岩波新書,1973年。
8 田中克彦,「ことばと国家」,岩波新書,1981年。
9 今井むつみ,「ことばと思考」,岩波新書,2010年。
10 黒田龍之助,「はじめての言語学」,講談社現代新書,2004年。
11 鈴木孝夫,「教養としての言語学」,岩波新書,1996年。
12 トラッドギル,「言語と社会」,岩波新書,1975年。
13 ディクソン,「言語の興亡」,岩波新書,2001年。
14 池上嘉彦,「記号論への招待」,岩波新書,1984年。
15 山口昌男,「文化人類学への招待」,岩波新書,1982年。

[社会科学との関係について]
16 丸山真男,「日本の思想」,岩波新書,1961年。
17 高島善哉,「社会科学入門」,岩波新書,1954年。
18 大塚久雄,「社会科学の方法」,岩波新書,1966年。
19 大塚久雄,「社会科学における人間」,岩波新書,1977年。
20 内田義彦,「社会認識の歩み」,岩波新書,1971年。

[言語とスポーツの比較について]
21 レイモン・トマ,「スポーツの歴史」,文庫クセジュ,1993年
22 多木浩二,「スポーツを考える」,ちくま新書,1995年。
23 松井良明,近代スポーツの誕生,講談社現代新書,2000年。

[その他関連事項について]
24 齋藤誠,「競争の作法」,ちくま新書,2010年。
25 大竹文雄,「競争と公平感」,中公新書,2010年。
26 依田高典,「行動経済学」,中公新書,2010年。
27 岩田靖夫,「ヨーロッパ思想入門」,岩波ジュニア新書,2003年。
28 川北稔,「イギリス近代史講義」,講談社現代新書,2010年。
29 川北稔,「砂糖の世界史」,岩波ジュニア新書,1996年。
30 碧海純一,「法と社会」,中公新書,1967年。
31 渡辺洋三,「法とは何か」,岩波新書,1998年。
32 白川静,「詩経」,中公新書,1970年。

なお,上記の32点の新書を年代順に並べる。
1 高島善哉,「社会科学入門」,岩波新書,1954年。
2 丸山真男,「日本の思想」,岩波新書,1961年。
3 大塚久雄,「社会科学の方法」,岩波新書,1966年。
4 碧海純一,「法と社会」,中公新書,1967年。
5 白川静,「詩経」,中公新書,1970年。
6 内田義彦,「社会認識の歩み」,岩波新書,1971年。
7 鈴木孝夫,「ことばと文化」,岩波新書,1973年。
8 トラッドギル,「言語と社会」,岩波新書,1975年。
9 大塚久雄,「社会科学における人間」,岩波新書,1977年。
10 田中克彦,「ことばと国家」,岩波新書,1981年。
11 山口昌男,「文化人類学への招待」,岩波新書,1982年。
12 ネウスプトニ,「外国人とのコミュニケーション」,岩波新書,1982年。
13 池上嘉彦,「記号論への招待」,岩波新書,1984年。
14 鈴木孝夫,「日本語と外国語」, 岩波新書,1990年。
15 レイモン・トマ,「スポーツの歴史」,文庫クセジュ,1993年
16 多木浩二,「スポーツを考える」,ちくま新書,1995年。
17 鈴木孝夫,「教養としての言語学」,岩波新書,1996年。
18 川北稔,「砂糖の世界史」,岩波ジュニア新書,1996年。
19 渡辺洋三,「法とは何か」,岩波新書,1998年。
20 丸山真男・加藤周一,「翻訳と日本の近代」,岩波新書,1998年。
21 鈴木孝夫,「日本人はなぜ英語ができないか」,岩波新書,1999年。
22 松井良明,近代スポーツの誕生,講談社現代新書,2000年。
23 ディクソン,「言語の興亡」,岩波新書,2001年。
24 岩田靖夫,「ヨーロッパ思想入門」,岩波ジュニア新書,2003年。
25 黒田龍之助,「はじめての言語学」,講談社現代新書,2004年。
26 白井泰弘,「外国語学習の科学」,岩波新書,2008年。
27 今井むつみ,「ことばと思考」,岩波新書,2010年。
28 齋藤誠,「競争の作法」,ちくま新書,2010年。
29 大竹文雄,「競争と公平感」,中公新書,2010年。
30 依田高典,「行動経済学」,中公新書,2010年。
31 川北稔,「イギリス近代史講義」,講談社現代新書,2010年。
32 菅原克也,「英語と日本語のあいだ」,講談社現代新書,2011年。

 このように年代順に並べると,おもしろいことがわかる。

 50年代1冊。60年代3冊。70年代5冊。80年代4冊。90年代8冊。2000年代5冊。2010年代6冊である。現在は,2011年である。

 私は,1990年代から,「知の爆発」が起こったと考えているが,70年代は,知の爆発たる「前提の知」が,整った時代であるとも考えている。50年代,60年代は,まだ,「知の模索」の時代であった。80年代は,やや「知の停滞」の時代であるが,次の「知の爆発」の階段に移る「知の爆発の準備」段階であったともいえる。1990年の東西冷戦の終了のころから,「知の爆発」が始まったのである。

 「知の爆発」は,いわゆる「パラダイムの変更(変換)」ともいえる場合もあるが,「知の爆発」=「パラダイムの変更」が具体化し加速したのは,2000年前後からであろう。
 したがって,読むべき本は,70年代か,または,90年代以降が多いということになろうし,21世紀になってから出された本の比率は,一層高くなる。

 上記の書物の比率は,たまたま,私の今述べた見解に符合しているように見える。
 それがおもしろい。


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